日本酒の生産者の思い溢れるイベント"第三弾SHUGOの会"レポート | shugo-sake.media

日本酒の生産者の思い溢れるイベント“第三弾SHUGOの会”レポート

今回で三回目の開催となる、日本酒交流会「SHUGOの会」。このイベントのテーマは、“日本酒の生産者である蔵元の方の思いに触れながら日本酒を楽しむ”というもの。数々の日本酒好きの方々が集い、蔵元の方の熱い思いの詰まったお話を聞きながら、美味しい日本酒に酔いしれておられました。

 

酒造「川鶴」が手がける、至極の日本酒が登場

出典:SHUGO-sake.media

今回のイベントの会場は、「日本酒専門店 ぽんしゅ家 」。

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二階にあがり受付を済ませると、さっそくウェルカム⽇本酒が手渡されました。お味は、ウェルカム日本酒らしいサラッとした口当たり。

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カウンターには、川鶴酒造が手がける様々な日本酒が並び、さらにはそんな素敵な日本酒と相性抜群の、彩り豊かなお食事も登場していました。

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なかでも、大人気だったのが、「讃岐くらうでぃ」という日本酒です。パッケージには、地元香川の名物料理“骨付鳥”にちなんだニワトリの絵が描かれています。お味はと言うと、まるでヨーグルトのようなほのかな酸味が最初に登場。後から、優しい甘み、そして最後に日本酒ならではの麹の風味が口の中を駆け巡ります。まるでビールのように、ごくごくと飲める軽やかさです。

普段の日本酒に対するイメージがガラッと変わるお味で、女性の方や、日本酒があまり得意ではないという方でも親しみやすい味わいのお酒でした。

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ほかにも、蔵の向かいにある自社田で栽培された山田錦を使用して造られたという「Heart&Soul(ハートアンドソウル)」などをはじめとした、川鶴酒造こだわりの日本酒がふるまわれていました。

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美味しい日本酒と料理の数々に、参加者の方々にも笑顔があふれていました。

 

香川県の酒蔵「川鶴」の社長が語る「讃岐くらうでぃ」の誕生秘話

今回のイベントには、女性や若者に人気の日本酒「讃岐くらうでぃ」の開発者、香川県の酒蔵「川鶴」の川人社長が登壇。そこでは、いまや酒造「川鶴」の代名詞ともいわれる「讃岐くらうでぃ」の誕生秘話など、普段はなかなか聞くことができないお話が語られていました。

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元々、現社長の川人社長は大学を機に上京され、その後、大手ビールメーカーへ就職し、その頃人気の銘柄を担当されていたそうです。当時は売り切れが続出していた商品で、よくその商品の品切れの謝罪対応をしていたとのことです。そのような中で、やはり酒蔵に戻り酒造りがしたいという思いと、どんどん移りゆく好まれるお酒の趣味趣向を目の当たりにし、今の世代にあった酒造りの必要性を感じていったとのことです。

そのようなこともあり、会社を辞め、お酒を学ぶために、国が管理しているお酒の研究所での経験を2年積み、その後酒蔵に戻られました。しかし、伝統的な酒造りを重んじる先代の父親と若い世代へ向けた新しい酒造りを考えている川人社長では、意見が食い違いなかなか川人社長がやりたかった新しい酒造りは実現できない日々が続きました。

ですが、刻々と日本酒全体の消費量も減り、若い世代の日本酒離れは加速、その波を受けて、川鶴酒造自体の生産量も大幅に減ってしまいました。そのような背景もあり、危機感を募らせていた頃、川人社長の熱い思いに動かされ、先代の父親より35歳の若さで酒造りを一挙に任されるようになりました。

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その後、“若い世代のニーズを踏まえた酒造り”を目指していた川人社長のもとに、地元香川県丸亀市での名物料理「骨付鳥」と一緒に味わえる日本酒を開発してほしいとの話が舞い込み、「讃岐くらうでぃ」をいざ作ることになったそうです。

そのため、川人社長は、料理に合う味でビールのように飲みやすく、且つ若い世代にも飲みやすいような味わいの「讃岐くらうでぃ」を目指しました。酸味のある円やかな味わいを出しつつも、ビールのように飲みやすくするために、低い度数を実現するために、何度も試行錯誤を重ね、一年掛けて遂に「讃岐くらうでぃ」を完成させました。

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しかし、そんな苦労を経て、出来上がった「讃岐くらうでぃ」は、最初は全く受け入れられなかったそうです。ですが、革新的且つ若い世代にも親しみやすい味わいと飲みやすさに、徐々にファンが出来、口コミで広がり、遂には多くの人に愛される日本酒の一つへと成長しました。なかなか直接お聞きする機会がない、「讃岐くらうでぃ」の誕生秘話に、イベントに参加されていた方々も興味津々で聞き入っていました。

 

蔵元が語る、日本酒の流通時の品質管理の大切さ

イベントの終盤には、アクアの手がける日本酒セラー「SAKE CABINET」の紹介もありました。実は、日本酒というのは温度変化に敏感なものなのです。特に、生酒は温度変化に弱く、ダメージを受けやすいため、夏場や、酒蔵から遠い場所へはめったに流通することがなく、地産地消されることがほとんどでした。そこで、自宅でも美味しい日本酒が味わえるようにと開発されたのが、日本酒セラーの「SAKE CABINET」です。

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更に、「SAKE CABINET」と紐付いたアプリ「SHUGO」で日本酒を購入すれば、酒蔵から日本酒が届くまでの温度管理が徹底された状態で届きます。そのため、流通・保管時の温度変化により品質の保持ができないために届けられなかった生酒などの日本酒が、東京などの蔵元から遠方の場所にも届けられるようになります。

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「川鶴」の川人社長も、「ぜひSAKE CABINETやSHUGOにて、蔵元の思いが詰まった、出来たてそのままの日本酒を味わって欲しい」と仰っておられました。今までにない革新的な日本酒を生み出した酒蔵「川鶴」。そんな蔵元の思いを聞きながら頂く「川鶴」の日本酒は絶品そのものでした。

蔵元の方との交流ができ、こだわりの日本酒を味わえるイベント「SHUGOの会」は、まだまだ続くそう。気になる方は、ぜひ次回のイベントに参加してみて下さいね!

【参考】
川鶴酒造

日本酒の楽しみ方が広がる!マイナス5℃管理が出来る、日本酒好き待望の日本酒セラーはこちらから。

SAKE CABINETと連動した徹底的な温度管理。季節のお酒やレアなお酒が楽しめる日本酒アプリはこちらから。